文・写真 旅行作家 ムン・チョルジン
水営史跡公園
最初にご紹介する釜山の観梅スポットは水営史跡公園。水営は朝鮮時代に慶尚左道水軍節度使営があった場所です。これを略して水営と呼んでいたのが現在の地名となりました。水営史跡公園は南海岸の4軍営を管轄していた水軍総括軍営「慶尚左道水軍節度使営」の跡地で、水営城南門をはじめ、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の時に水営城を守って命を失った25人を祀る25義勇壇、朝鮮時代に独島を守った安龍福の祠堂など、史跡が多数あります。水営野遊(仮面劇)などの無形文化財を保護・伝授する水営史跡院もあり、釜山を代表する文化遺跡公園に数えられます。忠烈祠
東莱区安楽洞の忠烈祠には、壬辰倭乱の時に釜山で戦死した護国烈士の位牌が祀られています。重い雰囲気とは対照的に四季折々の美しい花が見られ、近所の住民だけでなく観光客も訪れます。春間近のこの頃は、満開の梅を見るために多くの人が押し寄せています。国連記念公園
世界唯一の国連記念墓地が釜山にあることをご存じですか?南区大淵洞にある国連記念公園がまさにそれです。韓国戦争で戦死した国連軍将兵が眠っている追悼空間ですが、この時期になると梅の名所として観光客でにぎわいます。住所
水営史跡公園 釜山広域市水営区水営城路(スヨンソンロ)43電話番号
忠烈祠 +82-51-888-7211(忠烈祠管理事業所)休業日
年中無休営業曜日及び時間
水営史跡公園 常時利用料金
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