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大仏が目を引く弘法寺

韓国最大の座仏像を見に行こう

評価 5.0
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釜山に韓国最大の大仏があることをご存知ですか？遠くからも見える存在感のある大仏は、弘法寺というお寺にあります。境内に一歩足を踏み入れると公園のように管理の行き届いた綺麗な芝生の庭園になっていて、まるでお寺ではないような独特な構造になっているのが、弘法寺の特徴のひとつです。

何と言っても、弘法寺の魅力は綺麗な緑の芝生のある庭園です。庭園はひとつだけでなくいくつかあり、お寺の中心にあるものが弘法寺で一番大きな庭園となっています。特有の雰囲気を醸し出す弘法寺。木々の緑で溢れる庭園を眺めていると、日々の疲れも癒されるようで、リラックスできます。
弘法寺の目玉である「阿弥陀大仏」は、仏像自体の高さが21m、建物の高さまで合わせると計45mの高さを持ち、梁山や蔚山に向かう途中の近くの道路からも見え、その大きさは飛び抜けて目立っています。遠くからでもその大きさが充分に感じられる阿弥陀大仏は、実際に近くで見てみるとさらに迫力があります。その風格から、阿弥陀大仏の力強さも感じることができるはずです。

弘法寺の美しい庭園には所々に仏像があり、姿や色も様々で、散歩しながら鑑賞するのもおすすめです。当然ですが、仏像ごとに顔の作りも違うので、注意しながら見てみるとまた新たな発見があり、違って見えてくるかもしれません。満面の笑みを浮かべる仏像は、日々の疲れを浄化してくれるようです。

また、四季ごとに咲く花々も多彩な姿を見せてくれます。夏には池一面をスイレンが鮮やかに彩ります。他にも弘法寺は美しい花々で溢れているので、それをゆっくりと鑑賞するのも良いでしょう。
歴史ドラマなどで見たことのある、キムチや食材を保存する際に使われた甕も並んでいます。韓国でも、このような甕がたくさん並ぶ光景は、最近ではあまり目にすることが少なくなりました。
昔から、キムチを美味しく保存する秘訣として大切なのは温度管理だと言われています。キムチを保存する甕には表面に小さな空気孔があり、発酵の手助けをしてくれます。このことから、「甕は息をしている」と表現されることもあります。

庭園とこれほど美しく調和しているお寺は珍しく、韓国にあるお寺は山などの急な斜面にある場合が多いのですが、弘法寺は平地にあるため比較的歩きやすくなっています。空気もおいしい庭園は、一度は訪れてみたい隠れた観光地のひとつです。