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韓服VS.制服？旅の面白さが２倍！旅は、一旦着替えてから始めよう。

甘川文化村での思い出づくりの方法、二つ。

評価 5.0
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山の傾斜に軒を連ねる色とりどりの家。迷路のように張り巡らされた路地。路地に沿って美しく彩られた壁画。村の昔の姿とモダンアートが調和してエキゾチックな雰囲気が漂うここは、いつも多くの観光客で賑わう「甘川文化村」だ。釜山の昔の姿を留めているので、その雰囲気を味わうだけでも楽しいが、ユニークな方法で甘川文化村を存分に堪能し、思い出をつくってみるのも良さそうだ。たしかに韓服か、制服か、迷ってしまうが、とにかくどちらかを着て、路地裏巡りに出かけてみよう。

今では釜山を代表する観光名所となった甘川文化村。ただここは、悲しい歴史から始まっている。1950年代、韓国戦争の避難民が定着したことで形成されたのだが、山腹に沿って他では見かけなくなっているパステルカラーに塗られた家が軒を連ね、昔の姿を残している。迷路のように狭い路地もそうだ。まるで昔を舞台にした映画撮影所のようだ。そのためだろうか。時間が止まったかのようにレトロな町並みに多くの人が魅了されているようだ。

歴史を感じさせる甘川文化村の路地を歩きながら、時間をさかのぼってみよう。制服を身にまとってこちらを歩き、韓服を着てあちらを遊歩していると、まちの路地裏に思い出が積もっていく。昔にタイムスリップした気持ちで歩くまちは、驚きの魅力にあふれている。

甘川文化村は、郷愁をくすぐる町並みと壁画のモダンアート、そして造形物が調和している場所だ。釜山出身のグローバルスターBTSのジョングクとジミンが描かれた壁画や、甘川文化村を額縁のように切り取って写真が撮れるフォトスポット、インスタ映えする写真が撮れる星の王子さまスポットなど！甘川文化村では、どこで写真を撮ってもフォトスポットになる。

甘川文化村の昼と夜とでは、雰囲気ががらりと変わる。大勢の観光客で賑わう昼が過ぎて夜の帳が下りると、家の窓から、路地の間から灯りが漏れてくる。そうなると、昼とはまったく異なる夜景を楽しむ旅の時間の始まりだ。

数々のアートの造形物が、夜景のフォトスポットを演出する。とくに星の王子さまのいる場所から見下ろす甘川文化村の夜の姿は、目を離すことができないほどの絶景だ。地球を訪れた星の王子さまが眺めている視線の先をなぞり、甘川文化村の夜景を心に刻んでおこう。

利用案内

住所
釜山広域市沙下区カムネ1路200
電話番号
+82-51-204-1444
休業日
年中無休
営業曜日及び時間
09:00-17:00（公開時間）
利用料金
無料（駐車料金、カフェの利用料金は別途）
交通情報
都市鉄道
1号線・土城駅6番出口→釜山大学校病院バス停にてマウルバスに乗り換え。沙下区1-1、西区2、西区2-2→甘亭小学校‧甘川文化村バス停にて下車。徒歩3分。
1号線・槐亭駅6番出口→槐亭十字路‧国民銀行バス停にてマウルバスに乗り換え。沙下区1、沙下区1-1→ クガムバス停にて下車。徒歩3分。
駐車：（旧）甘亭小学校公営駐車場