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ミュージアムDAH:

ただ観覧するだけでなく、観客が作品になる「ミュージアムDAH:」

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PV 12,386

美術館といえば、静かに鑑賞するイメージを思い浮かべるだろう。でも、この美術館では、展示スペースの床に咲いた色とりどりの花の上を子どもたちが走り回っている。ただ観るだけの美術館ではなく、観覧する者が美術作品になる美術館。メディア美術館「ミュージアム1:」を紹介しよう。

「芸術は、観るだけで終わるものではありません。活用されて、使われて、体験されてこそ、その価値を発揮できるのだと信じています」。
副館長のユン・サンフン氏の言葉通り、ミュージアム1:に足を踏み入れた瞬間から、「活用され、使われ、体験される芸術」を満喫できる。1階の入口をくぐった瞬間、現実では体験できない、華麗な色の饗宴を目の当たりにする。そう長くもない廊下の先まで歩くのにかなり時間がかかるのも、額縁の中の絵画が繰り返し変わることで、空間自体を変えているからだ。

ミュージアム1:の空間は、絶えず再構成を繰り返す。決まっていない、動きながら変化するという特性を持つメディアアートは、同じ時空間の中でも常に新しい空間に変わり続ける。再構成を繰り返す空間の中で、観覧者は新しい「自分」を発見し、その姿を写真に収める。つまり、「再構成される空間の中で再構成される自分」がもう一つの作品になるわけだ。

1階の観覧を終えて2階に上がると、2階のテラスから見下ろす1階の展示館はまるで夢の中のよう。華やかに点灯する照明と画面の中の絵画、そしてそれに合わせて生き生きと動く人々の姿は、現実からかけ離れているように感じる。まるで、夢を見ているようだ。時間の感覚が鈍くなるこの美術館で2階にあるカフェに座っていると、時間の流れすら自然に感じられるほどだ。

ただ観覧するだけの美術館は、それ以上の作品を生み出すことができない。でも「ミュージアム1:」では、展示作品を作ったのはアーティストだが、それを判断して新たに創造するのは観覧する者の役目だ。誰もが芸術家になれる場所「ミュージアム1:」は、これからも、どのような姿で私たちを迎えてくれるのだろう。

利用案内

住所
釜山広域市海雲台区センタム西路(ソロ)20
電話番号
+82-51-731-3302
営業曜日及び時間
月-金 10:00 ~ 19:00(最終入場18：00)
土-日 10:00 ~ 20:00(最終入場19：00)
利用料金
大人：18,000ウォン
中高生：15,000ウォン
子ども：13,000ウォン
交通情報
都市鉄道：2号線センタムシティ駅6番出口から徒歩5分
バス：141、155、40、5-1、63、1001、1002、1007番でセンタムシティ駅下車、徒歩7分

エレベーター
バリアフリー化粧室

エチケット

13歳未満のお子様は、保護者の方が同伴する場合のみご入場いただけます。
未就学児童のお子様は、館内を移動する際は保護者の方が手をつないでくださるようお願いします。
館内を走ったり、大声を出さないようにしましょう。
三脚や自撮り棒の使用はご遠慮ください。
ハンドバッグ程度の大きさの荷物を除き、すべての荷物は美術館入口の外部にある有料ロッカーに保管してください。

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