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『ザ・キング：永遠の君主』釜山ロケ地

イ・ミンホ、キム・ゴウン共演『ザ・キング』に登場するスポットを訪ねて

評価 5.0
PV 19,538

時間と空間を越えて二つの世界を行き来するストーリーで人気を集めた韓国ドラマ『ザ・キング：永遠の君主』の主なロケ地が、釜山にあることはご存知でしたか。「大韓帝国」の皇帝イ・ゴンと「大韓民国」の刑事チョン・テウルが並行する世界の扉を通じて偶然出会い、紆余曲折の果てにラブストーリーを描いていくという興味津々の物語は、釜山の各所で撮影されました。今回は、その中から5ヵ所を紹介します。

アホプ山森

ドラマを通じて一番多く登場した場所は、何と言ってもタイムスリップ・スポットの竹林でしょう。ドラマの中で皇帝イ・ゴンは、竹林で偶然にも「次元の扉」を見つけます。実はここ、アホプ山森という釜山広域市機張郡にある竹林なんです。アホプ山森は、ドラマ全体のあらすじを理解するために一番重要な場所として登場します。ここは、400年あまりの歴史の面影がそのまま残る森となっています。
アホプ山森で最も目を引かれるのは、巨大な林を形成する背の高い竹です。見上げると、風に揺れる竹の葉がまるで波のようです。別の世界へと移動するタイムスリップの扉が、竹林の中にそびえ立っています。降り注ぐ日差しの下、この幻想の扉と一緒に佇んでいると、神秘的な美しい雰囲気が漂っているようです。

住所：釜山広域市機張郡鉄馬面薇洞(ミドン)ギル37-1

海雲台亀南路

皇帝イ・ゴンとライバルのイ・リムが大通りで真っ向から対峙するシーンは、緊張感あふれるものでした。このシーンは、海雲台のメインストリート、亀南路で撮影されました。
海雲台亀南路は、海雲台海水浴場に通じている道路なので、普段から人通りの多い道となっています。亀南路の両側にはカフェ、飲食店、バーなどが立ち並んでいます。昼間はカフェでのんびりと海を眺め、夜は海雲台の華麗な夜景が楽しめます。
夕暮れ時から、亀南路では音楽噴水が稼働し、ストリートライブやフリーマーケットも定期的に開かれていましたが、現在は新型コロナウイルス感染症の影響で暫定的にイベントが中止されており、とても残念です。

住所：釜山広域市海雲台区亀南路(クナムロ)

40階段文化観光テーマ通り

三番目に紹介するロケ地は、釜山広域市中区中央洞4街にある「40階段文化観光テーマ通り」です。皇帝イ・ゴンと肩を並べるほど人気を集めた近衛隊長チョ・ヨンと大韓帝国皇室の広報担当ミョン・スンアが出会ったカフェがここにあります。
歴史と文化の情緒あふれる40階段文化観光テーマ通りは、釜山でも有名な観光テーマ通りです。様々なバラエティ番組やプロモーションビデオの撮影なども行われました。40階段は、朝鮮戦争の際、故郷を離れてやって来た避難民たちの哀歓と郷愁がそのまま残るスポットです。当時をしのばせる見どころや文化館などの施設があります。

住所：釜山広域市中区中央洞4街26-3

多大浦海水浴場

日の沈む海辺で白馬に乗って駆け抜ける凛々しい皇帝イ・ゴンの姿を映し出すシーンは、沢山のファンが歓声を上げた名場面でした。あの美しい夕陽と広い砂浜が見られるスポットが、多大浦海水浴場です。夕暮れ時、海と一緒に眺める多大浦の夕陽は、本当に美しいものです。黄金に輝く海を眺めることのできる、またとないスポットです。時間が経つほど赤く染まっていく多大浦の空とコントラストをなす青い海に、思わず息を呑んでしまいます。

住所：釜山広域市沙下区没雲台(モルンデ)1ギル14

海雲台映画の通り

ドラマの第1話でイ・ゴンがウサギを追うシーン、第5話でチョン・テウルが独りで通りを歩くシーンは、海雲台映画の通りで撮影されました。
海雲台映画の通りには人気映画の紹介や映画スターの手形が飾られていて、ゆっくりと歩きながらお気に入りの映画スターの手形を探してみるのも楽しいスポットです。まるで映画の撮影風景のようなオブジェの真ん中に立って、映画の主人公になった気分で記念写真を撮ってみるのもおすすめです。
雪のように白い海岸の石壁が目の前の風景を二つに分けます。一方には海雲台の高層ビル群、もう一方には青い海と広安大橋の素敵な風景が広がり、思わず目を奪われます。

住所：釜山広域市海雲台区マリンシティ1路91

『ザ・キング：永遠の君主』釜山ロケ地

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